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交通関係や旅行のまとめ

【バス旅】ローカル路線バス乗り継ぎ旅 陣取り合戦 個人的改革案【こうしたらもっと面白くなる】

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                     第一回の陣取り合戦で出たかどうかわからないけど東海バスラブライブ!バス

テレ東の旅番組が好きでよくみていて中でもローカル路線バスの旅が好きで、忘れていない限り見ています。最初は純粋にローカル路線バスを乗り継いでいくだけ(蛭子さんとか太川さんとかやっていたやつ)でしたが、徐々に鉄道と対決させたり、鬼ごっこしたりと色々進化していてどれも面白いです。
ローカル路線バス乗り継ぎ旅の中に陣取り合戦というものもあり、これまで4回行なわれている人気のある企画で、私ももちろん好きなのですが個人的にこう改善していけばもっと面白くなるのではないかと思うところが多々あるのも事実です。




知らない人も多いかと思いますので簡単にルールを説明します。ローカル路線バスシリーズではおなじみの太川さんチームとA.B.C.ーZの河合さんチームの2つのチーム(メンバーは3人で大抵リーダーとお笑い芸人と若手女性)に分かれて戦います。

以下ルール(特に公式で発表されているわけではないのですがテレビで言われている内容をそのまま書きますので一部不備があるかもしれないです)

・スタートは予め知らされていてゴールは当日発表される。
・路線バスに乗ってゴールを目指し途中通った市町村でミッション(食べたり・見たり・体験したり)を行う。範囲は県単位であることが多い。
・一泊二日で行う
・行った場所は翌日12時までは通知がくる
・路線バス以外にはタクシーに1万円分まで乗れる
・高速バスは利用不可(ただし、高速バスで一般道のみ走る区間であれば乗車可能)
・携帯電話(通知がくる端末を除き)、GPS機器は利用不可。持っていいのは地図だけ。
・最終的にこなしたミッションの数(=市町村数)が多い方が勝ち


単純に行った市町村だけで勝敗が決められるので視聴者的にはわかりやすさもありますが、路線バスの性質上、駅から放射状になっているところが多くルートが限られていることがほとんどです。例えば最新回では茨城県全体で取手(南部)から水戸(中部)までとなっていて北部や西部には余程のことが無い限りいくことはあり得ません。せっかく全市町村のミッションを作ってアポとかとっていると思うのですがもったいない気がしてなりません。タクシー1万円分あると言いますが1万円では点と点を繋ぐ程度でしかないため、ある程度ルートが想定できてしまうという大きな課題があります。



この課題を解決するためにはミッション毎で差をつけてあげるのが1番いいと思います。ミッションは市町村内に入るまでわからなくて、入ったあとにミッション確認して、地元の名店でグルメを満喫したり、写真スポットで写真を撮ったりしているわけですが、中には地元の人さえも知らないような場所を指定されて右往左往することもありました。市町村入ってすぐの橋で写真撮るのも、誰も知らない神社を探すのも公平に1ポイントは正直不平等な感じがします。

なのでミッション毎に差をつけるのはどうでしょうか?前回の企画の場合行きづらい北部や西部のポイントを高くしてバスで通るであろうポイントは低くしたり、意図的にミッションを難しくしてポイント釣り上げたりとしたらより戦略性が高まるのかなと思います。


しかし、いくら遠い場所に多くのポイントを配置してもその場所に行けなければ意味がないですし、路線バスとタクシーでは行ける場所にも限度があるので結局大きな戦局の変化はないかと思います。
そこで提案したいのが鉄道や高速バスの利用。すでに鉄道はバス対鉄道でも使われているように十分利用可能かなと思います。舞台となった茨城県はJRや私鉄が縦横無尽に張り巡らされています。さらに鉄道を利用する場合、茨城県を代表する都市である土浦と水戸は約50分で移動できて、料金は990円という金額になります。高速バスも茨城県の場合つくば市と水戸の間で高速バスが運行されています。路線バスよりも圧倒的に早く移動できるわけですが、完全OKにしてしまうと鉄道乗り継ぎ旅にもなりかねませんのであくまで10000円という制約の中で利用OKにすればいいでしょう。土浦と水戸の移動は3人で約3000円ですので(タクシー利用の場合は3000円では5〜6キロ程度)より遠くにワープして遠い場所から攻めていくという斬新なルート選定もできますし、想像もしていないところから相手に意表をつかれるとかより番組的にも面白くなるのかなと思います。


テレ東の旅番組はある程度導線はありますが基本的には予定調和は一切なしでとりわけ路線バスの旅は怒る、泣くといった旅番組では到底考えられないようなシリアスさを感じることができるから人気があるのかなと思います。ただ、だからこそ陣取り合戦では近いところも遠いところも1点にしないで点数をバラバラにしてより戦略性を高めていけばより激しい戦いになるのかなと思います。視聴者的にはどこに何ポイントがあるのかわからない点が指摘されそうですがネットでどこに何点がありミッションはこれ(ミッションに関しては終了後発表でいい)ということを発表すれば地図を見ながら私ならこうするとかこの場所からはどこそこが行くのかなと想像しながら見れるのでネット環境さえあれば視聴者も楽しめるはずです。