ヒコーキと鉄道と旅行と私

交通関係や旅行のまとめ

Kindle unlimitedと楽天マガジンを登山やアウトドアの面から比較してみた

山にいけたくてもいけないしいつ収束するかもわからない・・。
モヤモヤする時期が続いていますが今は少しゆっくりということで登山用品を整備したり、マンガ読んだり、登山雑誌読んだり家でできることをじっくり行ういい機会なのかなと思います。



私は電子書籍で読むときAmazonKindle unlimitedと楽天マガジンの2つを利用しています

kindle unlimited はこちら




それぞれ使ってみたので山にいけずやきもきしているかたはこちらみて登山雑誌を読んでいつか必ず来る次の山登りに向けて知識をつけていただけたらと思います。





私が記憶している限り電子書籍というものが出てきて10年ぐらいかなと思います。今では電子書籍は持ち運びが楽というメリットだけでなく、音楽や動画の定額配信サービスと同じような本や雑誌が読み放題になる定額制サービスが定着しています。

この10年で電子書籍で最も有名なサービスはというとAmazonKindleだと思います。そのKindleの定額制サービスがKindle unlimitedで月額980円になっています。


Amazonと対でよく比較される楽天も雑誌の読み放題がサービスがありまして楽天マガジン(月額380円)というサービスを展開しています。

こういう定額制サービスの場合やはり気になるのは取り扱っている雑誌(あるいは本)はどういうものが揃っているのかだと思います。いくら安くても取り扱い雑誌が自分の好みに合わなければ使う気も置きないですしね。

ということでKindle unlimitedと楽天マガジンの他にもdマガジンとかTマガジン とか雑誌系の読み放題サービスは多いので登山や登山に関する雑誌(アウトドアとか旅行とか)の取り扱いをみてみましょう。

Kindle unlimited楽天マガジンTマガジンdマガジン
登山定期雑誌
山と渓谷
ワンダーフォーゲル
PEAKS
ランドネ
夏山・秋山JOY
PEAKSアーカイブ
ランドネアーカイブ
トレラン
Run+TRAIL
トレイルラン
アウトドア全般Be-pal△※1、4◯※4◯※4
アウトドアファッションGO OUT
山スキー山とスキー
ランニング
ランナーズ
ランニングマガジン・クリール
旅行
るるぶ△※2△※2
地球の歩き方◯※3


Kindle unlimitedのいい点・悪い点


ここからはKindle unlimitedの詳細を説明していきます。いい点は

①閲覧できる雑誌・本・マンガが多い

Kindle unlimitedは雑誌だけに限らずビジネス書など仕事に役立つ本、小説やマンガといったものも読み放題になっています。もちろん登山に関連する本も読み放題になっています。

マンガについても一般的な電子書籍サービスの場合試し読みで数ページだけ読めるだけなのでその後面白いのかどうか買わないとわからないという場合も多いのですがKindle unlimitedの場合は1巻まるごと読めるマンガも多いので(ゆるキャンは3巻まで読めます)ある程度話の内容わかった上で買う買わないの選択ができるのはいい点です。

②バックナンバーが多い

雑誌に関してですがこの余りある時間を使ってバックナンバーを読もうというかたも多いでしょう(私もです)。Kindle unlimitedの場合楽天マガジンと比べてバックナンバーが多く5~6年前のバックナンバーも読めるのでおうち時間を過ごすのに最適です。

良くない点

①バックナンバーが分かりづらい

バックナンバーがいっぱい読めるのはいい点ですが、雑誌を探す場合探しにくいなーというのが私の印象です。他の定額制読み放題のものと違って雑誌を選択するのではなくて雑誌の号数を選択するので読みたい雑誌のバックナンバーを調べてみてもお目当てのものに当たらないなんてこともよくあります。試しにランドネで調べてみると
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発売日がバラバラでディズニーランドの本が入っているなどお目当てのものも探しにくいです。Kindle unlimitedのフィルター外すと「約束のネバーランド」が入ったり、発行日順にすると英語の本が入ったりなので探すのにはちょっとコツがいりますね。こういう場合は特集名(ランドネ 山小屋とか山と渓谷 穂高とか)を入れると探しやすくなります。

② 閲覧できる冊数が限られる

Kindle unlimitedには最大10冊までしか借りれないという欠点があります。いわば本屋さんより図書館をイメージしていただくとわかりやすいです。

図書館といっても期限があるわけではなく会員登録をやめない限り読めますのでその点はご安心を。読み終わったら返却してもしまた読み返したくなったら再度借り直せばいいわけですから。

Kindle unlimitedや下位互換のPrime Readingでは読み放題でなくなる本もたまにあります。だからといって端末から削除さえしなければ読める点もありがたい点です。


また、下位互換のPrime Reading(Amazon Prime会員なら無料で読めます)でも10冊の冊数制限がありましてPrime Readingで読めるものはKindle unlimitedでも読めるのですが一度Kindle unlimitedに入ってしまいますとPrime Readingの本はKindle unlimitedで読む扱いになるので注意が必要です。

???と思うのでしっかり説明するとKindle unlimited、Prime Readingともにそれぞれ最大10冊ずつ(最大20冊)ライブラリに保管ができるのですが、例えばKindle unlimited会員で新たにPrime Reading対応の本を読もうとしても(ライブラリに空きがあっても)Kindle unlimited扱いされるのでKindle unlimitedの本を削除しない限り読めない設定になっています。

Prime Readingでは今は山と渓谷(一年分)やGO OUTは読めるみたいですし登山系のマンガや本も一部読めるものもあるみたいです。Prime ReadingはAmazonプライムの会員なら無料なのでまずはPrime Readingでお試しと読みたい本を選びつくしてからKindle unlimitedに入会することをオススメします。


まず最初に楽天「マガジン」なので本やマンガの取り扱いはありません。その分料金は380円とKindle unlimitedよりも安くなっています。

いい点

① 雑誌専門なので掲載雑誌数が多い

楽天マガジンは山と渓谷とかPEAKSといった登山雑誌も豊富(詳しくは上の表みてください)ですが、雑誌専門ということあってKindle unlimitedでは扱っていないような週刊誌や女性誌男性誌スポーツ誌も多いです。雑誌だけなら日本トップクラスの掲載数ですので毎月1冊雑誌を買うかたなら元が取れる計算になっています。

② バックナンバーが見やすい

Kindle unlimitedと違って雑誌を選んで、そこから号数を選択するので自然にバックナンバーも検索しやすい仕様になっています。その他関連する雑誌も紹介してくれているので面白い雑誌を探す手間も省けるのかなと思います。

Kindle unlimitedの場合は号数ごとの検索になっているので前号(あるいは次号)を次によみたいという場合必ずしもすぐ見つかる仕様になっていないので号を追って読みたいかたには向いているかと思います

③ ダウンロード制限がない

Kindle unlimitedの場合一度に保管できるのは10冊までの制限があったのですが楽天マガジンの場合は端末の空きがある限り自由に保存できます。一度にいっぱいダウンロードして満足しちゃう私のスタイルにあっています笑。

良くない点

① バックナンバーが少ない

Kindle unlimitedでは5~6年前の雑誌も読めるとですが、楽天マガジンの場合はそういう昔の雑誌は読めないです。バックナンバーは山と渓谷ワンダーフォーゲルなら6ヶ月、PEAKSやランドネなら1年と雑誌ごと決められています。2018年とか少し前の雑誌を読みたい場合はKindle unlimitedにしましょう。

② ダウンロード中操作がほぼ不可能

私が使っているインターネット回線はモバイルルーター【WiMAX2+】 )使っているので固定回線に比べるとちょっと速度が遅いです。固定回線だとどうなのかちょっとわからないのですがiPad楽天マガジンで何冊か一気にダウンロードしようとするとそれなりに時間がかかってしまいます。なので、ちょっと別のアプリ開いて時間を潰してダウンロードの進捗具合を確認するために楽天マガジンに戻るとダウンロードが止まっていてもう一回やり直しとダウンロードされいないものに関しては選び直しもしなければいけないのでダウンロード中は楽天マガジンを開きっぱなしにせざるを得ない実情があります。


楽天マガジンは記事からも探せるので普段手にとらない雑誌の面白そうな記事も見つかるかもしれません

Kindleの場合は買ったもの、Prime Readingのもの、Kindle unlimitedのものの区別がついているのがわかりやすい

楽天マガジンの場合は閲覧履歴とダウンロード済みのものなどから探せます。表紙が小さいので少し探しにくいかもしれないです。
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カタログ画面も同様でKindle unlimited会員ならKindle unlimitedマークが付いていますし、検索からもKindle unlimitedの範囲内で本を探せます。

Kindle unlimited外の本はサンプルをダウンロードして試し読みもできます。
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Android版は購入できるのですがiPadiPhone版は購入はAmazonのサイトまで行かないと不可です。

閲覧は楽天マガジンの場合、タップするとページ一覧が表示され数ページ先の情報が一目で入ってくるので自分が読みたいところも見つけやすくてジャンプしやすいです。ふせんやお気に入りもつけられます。

Kindle では%表示になっているのでどこにジャンプすればよいかはちょっとわかりにくいです。
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しかし左上の三本線をタップすればほんの情報や目次に飛べます。Kindleの場合雑誌よりも本を読むのに適しているかなと思います。

私はスマホXperia XZ1 Compact,4.6インチ)と8インチのタブレットXperia Z3 Tablet compact)とiPad Pro(11インチ)があるので見栄えを比較してみました。

スマホや8インチタブレットの場合上下の余白が多いのとスマホの場合特に字が小さいので拡大して読まないと雑誌の場合厳しそうです。一方、iPad Proの場合は余白はほとんど気にならず字も拡大せずに読めるので電子書籍リーダーとしては最適かと思います。

iPad Proを雑誌の大きさを比べて見ると少し小さいぐらいです(雑誌サイズなら12.9インチが最適になると思います)。この程度の縮尺ならさほど字の大きさは気にならないですね。

Xperia Z3 Tablet Compactは新書やマンガの大きさとほぼ一緒です。


Kindle unlimitedは登山雑誌もバックナンバー含めて多くて登山に関する本やマンガも多いので私はKindle unlimitedをメインの電子書籍リーダーとして使っています。しかし、冊数制限があるので本を貯めて満足しちゃう私は最新号を借りるスペースが現状なくて楽天マガジンでは最新号を中心に読んでいます。楽天マガジンでは登山雑誌に限らずKindle unlimitedでは読めない雑誌も多いのでKindle unlimitedで読めない雑誌も楽天マガジンで読んでいるという使い分けをしています。

登山雑誌を中心にしたいならKindle unlimitedで十分でしょうが、それ以外の雑誌もいろいろと読みたいなら楽天マガジンを選択する価値は十分あるかなと思います。
個人的にdマガジンは登山雑誌が少ないので選択しませんでしたが、Kindle unlimitedや楽天マガジンにないランニングマガジン・クリールを始めとした〇〇マガジンとか鉄道とかのホビー系の雑誌は充実しているのでスポーツ好きやホビー好きなら選択肢に入ってもいいのかなと思いました。

みなさんも一刻も早くこの事態が収束して夏休みに山に登れることに思いを馳せながら家でゆっくり登山雑誌を読む時間にしましょう。