山に登ることが趣味の私も緊急事態宣言での登山自粛や富士山や南アルプスでは山小屋の営業休止、営業しているところでも宿泊者の人数制限や売店の営業休止等あるところがありました。屋内にいると密になりやすいということから空前のキャンプ・登山ブームが起こったことで立山の雷鳥沢キャンプ場やふもとっぱらキャンプ場がテントでびっしりになったり、高尾山で渋滞が起きてて逆に密になっているなんてこともありました。
定額給付金の10万円も入ってきたので、私はここぞとばかりにテントやシュラフを買うことができました。本来なら来年以降に予定していたテント泊を今年にも行うことができました。
1年振り返ってみましたが、4月5月は山に登らなかったものの百名山6つを始めとしていろいろな山に登ることができました。どの山も素晴らしいかったのですが、今年を振り返って登ってよかった山を3つ取り上げます。
今後、宿編と買ったもの編もつくっていきますので期待しないでまっていていください笑
もくじ
🔖山部門 第3位 九州らしい荒涼とした火山の風景と温泉に入れるくじゅう連山
🔖山部門 第2位 雪と富士山と夕焼けを楽しめた塔ノ岳と丹沢山
🔖山部門 第1位 テント泊で行った終わりかけの紅葉の瑞垣山と金峰山
第3位としたのは九州は大分県のくじゅう連山。日本百名山の久住山を始めとして九州本土最高峰の中岳など標高は1800mにもみたないものの同じぐらいの高さの山々が揃っていてくじゅう11サミッツとも呼ばれています。くじゅう連山には今年の9月に登ってきました。
バスを降りるとくじゅうの雄大な山々がお出迎えで、1歩湿原に入ると今から山に向かうんだという気分にさせられます。
最初のうちは樹林帯で途中雨ヶ池という湿原地帯を抜けていきます。
雨ヶ池を過ぎると下りになり坊がつるという一大湿地帯になります。坊がつるでは九州の山では珍しくテント泊することが可能で、登山口からの登りやすさやくじゅう連山の山々の大きさも相まって多くの登山者がテント泊するみたいです。
坊がつるの先にあるのが今回宿泊する法華院山荘です。
山小屋というよりか旅館と表現した方がいいかと思うぐらい清潔な山小屋です。部屋はコロナの関係で個室のみの提供になっており(当時)誰にも邪魔されることなく快適に過ごせました。
温泉は硫酸泉で少し濁った湯になっています。山の中にあるためシャンプーやリンスは使えないのですが山の中で汗を流すことができるのはいい気分になります。夜も21時まで入れますので夕食後に入れるのもいい点です。坊がつるでテント泊する方も日帰り入浴できますよ。
食事についても山小屋よりも少し豪勢かなという印象です。
こちらは朝食
カレー味のおでんが美味しかった。
2日目はくじゅう連山に登っていきます。
法華院温泉山荘からの急坂を登り切ると急に視界が開けて平坦になります。
北千里浜と呼ばれる火山が作った荒涼な景色が広がっていました。
名前の通り法華院山荘方面と久住山方面、登山口の牧の戸峠方面に分かれているところです。ここまで着てようやく目的の久住山が現れました。
三俣山とその先には由布院のシンボルの由布岳が見えました。
久住わかれからは富士山の7合目付近の登山道のような道を30分登れば到着です。
阿蘇や祖母山といった九州の百名山を一望できました。
この後は九州本土最高峰である中岳(標高1791m)に向かいました。途中で御池というカルデラ湖を通ります。
ゴツゴツしている登山道を登り切ると
九州最高峰の中岳登頂です。
昨日通った坊がつるやくじゅう連山が一望できました。
今回通った道は樹林帯、湿原、岩稜帯、火山、稜線と多岐に渡りました。これこそがくじゅう連山の魅力だと思います。今回は行く時間がありませんでしたが、大船山や三俣山などもいい山のようです。
詳しくはこちらをご覧ください
山部門第2位 雪と富士山と夕焼けを楽しめた塔ノ岳と丹沢山
第2位としたのは丹沢の塔ノ岳と丹沢山としました。
百名山でもありますし、登りやすいので多くの人が訪れる山でもある丹沢を第2位にしたのは天気が良くて登った日は日の出こそ見れなかったものの夕焼けや富士山を見ることができたからです。また、訪れたのが2月でしたので暖冬だった19−20シーズンいえども塔ノ岳から先は雪が積もっていて雪山の楽しさも味わえたからです。
当日はこんなように晴れ渡っていたのです。丹沢の山は日帰りで登れる山なのでほとんどかたは日帰り登山ですが、山小屋もそれなりにあるので宿泊することが可能です。今回は塔ノ岳の尊仏山荘に宿泊しました。山小屋に宿泊することで富士山の方向に沈む夕焼けと都内方面の夜景と日の出を見ることができるのです。
塔ノ岳からは富士山だけでなく
伊豆・箱根方面、南アルプスの方面まで見ることができますこちらは横浜・三浦半島方面ですね。
午後5時ごろになるとだんだん西側の空が色づいてきました。
この後夕食を食べた後、再度外に出てみるとだいぶ暗くなっていました。
都内方面も月と街のあかりが見えます。
夜景はスマホだとなかなか難しいですね・・。
翌日は朝は曇っていたので日の出は望めず、丹沢山まで往復したときには雪まで降ってきました。-7℃で寒かった記憶しかありません。
雪は暖冬いえどもそれなりに積もっています。雪山は難易度が高くて躊躇していますが、丹沢山は都心からも近くて雪もすごくあるわけでもなしい登りにくいわけでもないので雪山デビューにオススメです。
1位にあげたのは10月~11月にいった瑞牆山と金峰山です。
給付金で買ったmont-bellのステラリッジテント2型とナンガのオーロラライト450を持って富士見台小屋にテントを張り一夜を過ごすことにしました。
富士見台小屋は登山口から1時間かからずつきますしテントサイトも広くて、樹林帯に囲まれているため展望はないですが(小屋の入り口までいくと富士山はみえますよ)風に強いという利点もあります。
テントを設営後瑞牆山に登ってきました。
桃太郎岩のような巨岩や
せり立つような巨岩(ゴジラ岩)
がゴロゴロ転がっていて登山者はその間を登っていきます。ロープやハシゴがあるところもありますが、そこまで難易度が高いわけではありません。
頂上まで登ると八ヶ岳や
北アルプス
もちろん富士山まで見えます。ゴツゴツした山なのに山頂は割と平らでテーブルマウンテンっぽいところもあります。
2日目は金峰山へ行きました。
森林限界を突破すると岩稜の合間から富士山が見えます。
八ヶ岳も見えますし、昨日登った瑞牆山も見えます。
ただ、距離が長いので体力や装備に不安を感じる場合は稜線に出るまでにしておいても見える景色は変わりませんよ。
帰り道少し休憩して甲斐駒ヶ岳もぼーっと眺めていました。
テント泊もしやすいですし、百名山にも2つ登れるのでテント泊デビューには最適です。
以上が山部門のトップ3でした。
次は温泉・旅館部門です。
頂上まで登ると八ヶ岳や
北アルプス
もちろん富士山まで見えます。ゴツゴツした山なのに山頂は割と平らでテーブルマウンテンっぽいところもあります。
2日目は金峰山へ行きました。
森林限界を突破すると岩稜の合間から富士山が見えます。
帰り道少し休憩して甲斐駒ヶ岳もぼーっと眺めていました。
テント泊もしやすいですし、百名山にも2つ登れるのでテント泊デビューには最適です。
以上が山部門のトップ3でした。
次は温泉・旅館部門です。