今回は宿泊した温泉宿の中からのベスト3を発表します。
緊急事態宣言によって観光業は壊滅的なダメージを受けましたが、Go Toキャンペーンによって急速に回復しました。回復したからといってもまだまだ前年比マイナスのところがほとんどなので苦境なことには変わりはないのですが。
おかげ様で1泊3万円もするような宿も2万円で泊まることができますし、クーポンもついてきます。大人数で行かずワイワイ騒がないようにすれば感染対策をしながらも感染は広がらないかなと個人的には思います。
今年は6件の温泉のある宿に泊まったのですがこのうち4件がGo Toを利用した宿泊となりました。どの宿も消毒などの感染対策は徹底されていたので安心して宿泊することができました。だからといってサービスの質も落ちていないところが多かったなという印象です。
今回はその泊まった宿の中でのベスト3を発表します。
今年はコロナ禍の影響で同一都道府県での旅を楽しんだ方も多いでしょう。私もその1人で山登りも温泉も茨城県内を訪れることが多いです。茨城県は都道府県魅力度ランキングを今年ついに42位となり最下位を脱したのですがそれでも下位に低迷しています。しかしながら、実際に訪れると意外に見どころもありますし、肉も魚も野菜・果物も美味しいということを発見することができました。普段は東京方面にしか目を向けないのですが後ろ(大洗や奥久慈の方)を振り返ってみることができたのはコロナ禍の良い影響だったかもしれません。
今年は6月に常陸大宮市にある湯の澤鉱泉を訪れました。
↑詳しくはこちらをご覧ください。
湯の澤鉱泉は食事の量がすごく多くてしかも美味しいく泉質も良かったのです。
湯の澤鉱泉を3位にしようと思いましたが12月に訪ねた宿が上回ってしまいました。その宿の名は滝見の宿豊年万作です。場所は常陸大宮市の北、大子町にあります。つい最近訪れたばっかなのでまだブログ記事にはしていませんが、食事も適量ながらも見た目は美しかったですし、温泉もつるつるの美肌の湯で大変気持ちよかったので豊年万作を3位にしました。
豊年万作は日本3名瀑の一つの袋田の滝のすぐ近くにあります。袋田の滝は冬になると凍結し滝全体が真っ白になるようです。
訪れた時は7割ほどでしたので一部でちょろちょろと流れているところありますが、ライトアップされていたので暗い外の中に滝が光っていて神秘的に見えました。
宿の案内に戻りまして部屋は1人使用にはもったいないほど広々としており、広縁にはこたつがあります。無料Wi-Fiも速度が速くて快適でした。
食事はダイニングルームでいただきます。和食ですが、ダイニングルームの名の通り少し洋風な感も出ていました。日本酒だけでなくワインの種類も多かったですよ。
料理の見た目がすごく綺麗です。前菜の次にお椀でお吸い物が出てくるのも特徴的でした。これも洋食でいうスープなのでしょうか?
今年は宿のご飯の量が多すぎるということが少しTwitterの話題になっていましたが、そこまで量が多くないのでどの料理も美味しくいただけるかと思います。
温泉は大浴場と露天風呂があります。pH9.4という高pHなのでつるつるとしたお湯が特徴です。露天風呂からは袋田の滝周辺の山(多分生瀬富士という山)をみることができます。
豊年万作は女将さんが作ったアップルパイが有名でチェックイン時に頼むとチェックアウト時にいただけます。リンゴがゴロゴロ入っていて大変ボリュームがありました。アップルパイは宿泊客以外も購入することができますので袋田の滝を訪れた時に購入してみても良いでしょう。
第2位としたのが福島県会津若松市のいろりの宿芦名です。会津の奥座敷こと東山温泉にあります。
この日泊まった部屋は手塚治虫が漫画を書いていたときの昭和のイメージを出しています(実際に手塚治虫は東山温泉に何度も泊まりに来るぐらいお気に入りだったそう)。テーブルは冬にはこたつになるようです。昔なつかしい感じを出していますがテレビもWi-Fiもありますよ。
食事は夕食はもちろん朝食もいろりでいただきます。
いろりで焼いて食べる魚や焼きしゃぶは格別でした。
それぞれ個室になっているので基本的に外部の目を気にしなくていいのも○です。
お風呂は男女別になっていますが、宿泊者それぞれ貸し切りの時間が設けられています。この時だけは異性のお風呂に入ることができますので別のお風呂に入りたい場合は早めにチェックインすることをオススメします。
金額は今回紹介する宿のなかで最も高かったのですがGo Toとクーポンで半額になりますのでちょっとしたお殿様、お姫様気分を味わえるかと思います。
詳しくはこちらの記事を見てください。
第1位としたのは由布院温泉の楓の小舎にしました。
楓の小舎の特徴は離れに1人旅専用のシングルルームがあるのです。ベッドはもちろんソファまであるのでさながらモデルルームのよう。
客室は露天風呂ではないものの半露天風呂付き(他の部屋は露天風呂です)でもちろん温泉です!しかも岩盤浴付き!露天風呂にも入りたいって方向けに無料で入れる貸し切りの露天風呂もあります。
夕食・朝食も部屋でいただくので、人とあうのはほぼないです。地の食材を使っていて見た目も美しかったです。予約を間違えてしてしまったため基本コースにしてしまいましたがそれでも大満足できる質と量でした。
こちらは朝食。
その他庭があって散歩できたり、足湯スペースがあったり、自由にコーヒーをいただけるコーナーがあったりと宿の中の施設も充実しています。離れでかつ部屋食なのであまり他の宿泊客と出会うことがありません。ひとり旅のし始めはどうしても人目というものを気にしてしまうかなと思いますが、シングルルームがあるぐらいなのでスタッフさんもひとり旅の方の対応も慣れています。ひとり旅デビューにも最適な宿でしょうし、ご褒美旅行にも良いでしょう。
以上が温泉部門ベスト3です。来年もいろいろなところの温泉入ってレポートできればと思います。