2021年の年始に京都に仕事に行く用事がありました。いつもの京都ならまず、宿を探すことに一苦労で出張ともなると数日前に決まることも多いのでビジネスホテルは大抵満室で泊まれず京都周辺の宿に泊まることが多いのですが、今はコロナ禍ということでガラガラというところが多いです。そんな京都の宿を探していたらシティホテルのANAクラウンプラザ京都が一泊朝食付きで6500円という超破格値で投げ出されていました。土日は8500円と高くなりましたが会社の経費の範囲内ですし、こんな安い値段で泊まれることなんて稀なはず。
ということで宿泊しました。シティホテルなので快適さはビジホと比べて上ですし、アメニティも充実。朝からお腹いっぱいになる食事とほんとに6500円でいいの?という気持ちになりました。
もくじ
🔖二条城の目の前。京都駅から少し離れているが送迎バスあり。京都中心部までは歩いてでもいける
🔖シティホテルだけあってアメニティも豊富
🔖朝食はレストランかルームサービスを選択可能
🔖安すぎて心配になるぐらい
ANAクラウンプラザ京都は世界遺産で徳川慶喜が大政奉還した二条城の目の前にあります。
二条城は京都の街中でいうと中心部よりも少し西寄りにあるので、京都駅(中心部南側)からは遠く公共交通機関の場合は地下鉄でアクセスすることになります。ANAクラウンプラザ京都は地下鉄東西線の二条城前駅からすぐなので駅からは近いですが、京都駅から行く場合は烏丸御池駅で乗り換えが必要なため(烏丸御池駅からは歩いて12分ほど)、少々不便です。なので、無料の送迎バスがあります。
朝8時から夜8時ぐらいまで(2021年1月時点)30分~1時間ほどに1本運行しています。帰りにバスを利用しましたが、15分ほどで到着しました(夕方は時間かかると思います)。
仕事終わりに京都に移動することになってしまったので、京都についたのは夜の10時過ぎ。地下鉄で移動する気力もなくなったのでタクシー移動しました。深夜の割増料金でしたが1620円ほどでした。
京都の中心部の河原町や四条烏丸周辺も地下鉄もしくはバスの移動になりますが歩いて20分ほどなので歩いていくことも難しくはないかと思います。
チェックインして、部屋に向かいます。今回シングルルームを予約したのですが、ツインルームに格上げしてくれました。別に1人だからベット2つもいらないんだけどなと思いましたが、いい機会です。
ツインルームだけあって部屋は広くて快適です。
ビジネスホテルと違って圧迫感もなく明かりもキツくなく落ち着いて過ごせそうです。
洗面台やバスルームは少し年季を感じるようなところもありますが、キレイで清潔です。
シティホテルなので当然アメニティも充実しています。シャンプー・トリートメント・ボディーソープは持ち帰ることができるように小分けになっていますし、1人利用ですがしっかりと2人分用意されています。
また、ANAホテルでは質の良い睡眠や目覚めの改善に取り組んでいるようで入浴剤や寝る前に飲むほうじ茶、めぐりズム(目元につけて蒸気が発生して目の疲れを癒やすことのできるアイマスク)
なんかもあります。
連泊したのですが、毎日2人分ずつ用意してくれるのでさすがANAホテルといった感じです。
シティホテルにあるミニバー(もちろん有料)やルームサービスもありました。
翌日カーテンを開けて外を見てみると
大文字が見えました。こちらは左大文字。
右大文字(大文字山)は京都滞在中時間があったので登ってきました。
朝食は2021年1月現在、レストランでアメリカンブレックファースト形式の洋食か夜8時までに連絡する必要がありますが、ルームサービスでのテイクアウトブレックファースト形式を選択できました(ランチも選択できます)。連泊したのでレストランとルームサービスで使い分けてみました。
・レストランでのアメリカンブレックファースト
ホテルチェックイン時に朝食の時間を選ぶようになります。7時から8時まで、8時から9時まで、9時から10時までで選べるようになっています。
旅館のように7時だったら7時にいかないといけないということはなく、あくまで7時から8時までの優先権のようなので、いついってもいいとなっています。
メニューはこのようになっています。
ジュースは5種類、卵料理は3種類、パンも3種類から選べます。パンは個数を選択できます。
私はクロワッサンを選択。
パンを食べ終わったころ料理がきました。
卵料理はオムレツを選択しました。いつもホテルだとスクランブルエッグなのですが、なんでかこの日かオムレツにしたみたいです。
肉料理もハム・ベーコン・ウィンナーと3種類ありますし、サラダ、野菜のピクルス、ヨーグルト、フルーツと盛り沢山です。どの料理も美味しかったですし、さすがホテルのクオリティといったところでしょう。よほどの大食感で無い限りお腹いっぱいになるはずです。
・ルームサービスのテイクアウトブレックファースト
翌日はルームサービスにしてみました。ルームサービスは前日の夜8時までに連絡する必要があります。その際に配達時間とコーヒーか紅茶かを選びます。
案内ではレストラン渡しになっていますが自分の部屋まで運んでいただきましたよ。
大きなANAの紙袋に入って配達されます。
中にはマグカップサイズのコーヒー(もしくは紅茶)の量が入るタンプラー(持ち帰ることが可能)と
ミニッツメイド
大きな箱の中をあけると
バナナのインパクトが強すぎっ!
マフィンに
グリーンサラダとスチームチキン添
さらに下にはサンドイッチとフルーツとキッシュとスコーン。
サンドイッチは口をあんぐり開けないと入らないぐらいの大きさでした。
こちらもサンドイッチだけで普段の朝食として成り立つぐらいボリュームたっぷりです。部屋で食べるのもいいですが、賞味期限も2時間ほどありますのでチェックアウトぎりぎりの時間に受け取って、外で食べるのもいいでしょう。
ちなみにどちらも単品で頼むと2900円になります。ということは実質3500円でツインルームを利用していることになるのですが大丈夫なんですかね?
平日限定ですが1泊朝食付きで6500円というのは東横イン並みの値段です。泊まれりゃいいだろ的な東横インと(朝の味噌汁だけは美味しいですよね)、アメニティあり、ルームサービスあり、豪華な朝食ありのANAクラウンプラザがほぼ同じ値段で泊まることができるというのは安すぎて心配になってしまうレベルです。よくアンケートとかで安すぎて心配になる金額は?という項目がありますが、まさにこのことを指しているのかな。
京都でこの値段で泊まることができるというのは相当宿泊業は今回やられているのを実感してしまいました(年始なのでGo Toという破格サービスもありません)。
とはいってもクオリティは担保されていますし、快適な時間を過ごすことができました。