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【ドーミーイン】御宿野乃京都七条に宿泊。和風テイストのプレミアムビジネスホテル

ドーミーインは全国にあるチェーン展開のビジネスホテルです。特徴は従来のビジネスホテルよりもちょっと贅沢な空間が広がっています。到着時のおしぼりサービスや我が家のような部屋、夜鳴きそばサービスなどちょっと違うなと感じることができるのがドーミーインです。ほとんどのホテルでは天然温泉やサウナがあるので仕事や観光で疲れた体を癒やすこともできます。価格も経費内で泊まることができるので出張先でドーミーインがあれば真っ先に候補に入れています。

そんなドーミーインに和風テイストの御宿が京都にあります。仕事で京都に宿泊することがあったので実際泊まって確かめてきました。





御宿野乃はドーミーインのブランドの中の1つであります。コンセプトは和風ドーミーイン。旅館のように靴を脱ぎ、畳の上で過ごすちょっとリッチなドーミーインです。

ドーミーイン自体は全国にありますが、御宿野乃は浅草、奈良、なんば、富山、境港、そして本日宿泊した京都の6箇所とまだまだ少数派。少数派だからこそいつもと違うドーミーインを体感することができます。

・アクセス

京都駅から徒歩7分。京都駅から烏丸通りを北へ進み、烏丸七条の交差点を左に曲がって数分で旅館っぽい建物が現れます。京阪線七条駅からも徒歩5分です。少し距離はありますが、京都駅から歩いて行ける距離ですし、ドーミーインは夕食がついていないので夕食の場所にも困らない立地です。


門をくくり抜けると
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どこからみても旅館です。ビジネスホテルって感じではありません。会社経費で泊まるのが不安になってきます。

玄関入ってすぐ下駄箱があるので下駄箱に靴を入れます。館内は一部を除いて畳張りになっています。
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チェックインの際に渡されるおしぼりはドーミーインならでは。手をふくなどサッパリできるのでホッとすることのできる瞬間ですね。
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フロントの隣にはロビースペースがあり、こちらではコーヒーをいただけます(もちろん無料)。
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通常のドーミーインではちょっとした椅子しかないところが多いですが、御宿野乃はゆったりとしたスペースになっています。京都という場所柄チェックイン前やチェックアウト後に荷物の預かりサービスがありますが、そのときに少し休憩ということで使っているかたが多かったです。

コーヒーだけでなく、ココアや抹茶オレもあります。コーヒーは豆から挽くタイプでしたし抹茶オレは宇治抹茶を使っています。

廊下も木と畳張りでところどころ和の要素がありとてもビジネスホテルとは思えない空間です。
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部屋はというとドーミーインならではの扉も木でできています。
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扉をあけると
畳張りの部屋にベッドと簡易的な椅子とテーブルが。
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ベッドはフカフカで布団は羽毛布団でした。ただ、全館空調システムで22℃ほどでしたので寝るときは暑くてまともに寝れなかったのが残念でした。エアコンで調整すればいいのですが、3月に冷房入れるのはどうかと無駄な逡巡をしてしまいました。

こちらもドーミーインならではの独立した洗面台。
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袋の中にはドライヤーが入っています。
透明な冷蔵庫をあけると1リットル(500ml×2)の水とフルーツが入っていました。
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水のサービスは普通のドーミーインでもありますがフルーツのサービスは初めてです。いちごとパインとりんごが入っていてホテルでフルーツがいただけるのは冷たくてスッキリしますね。
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引き戸には様々なアメニティが入っています。
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お風呂は大浴場がついているのでシャワーブースだけと割と割り切っています。
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通常のドーミーインにはバスタブもついているのですが、御宿野乃は大浴場に入って欲しいのか旅館のようなテイストになっています。腰掛けるスペースもあるので座りながらササっと汗を流したいとかお風呂まで行く時間がない時とかはすごく便利だと思います。


フロントで頂いた館内案内の裏に1Fや大浴場の案内がかかれています。
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1Fまでおりてフロントとは反対方向に畳張りの廊下を進んでいきます。
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廊下にはお風呂上がりに使える休憩スペースが充実しています。
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もちろん、自販機もありますし、ランドリーサービスもあります。ドーミーインでは浴室内に設置されていることが多いのですが、スペースの関係で外に出てしまっている関係で女性用は暗証番号式になっているので安心です。
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天然温泉で泉質分析表みたら大阪府能勢町になっていたので大阪から温泉を運んでいるようです。

女性と男性でほとんどお風呂に差はないですが、サウナの温度が違かったり、石風呂が女性用にはあるなど違いがあります。露天風呂はないのが残念ですが、外気が入るような構造になっているのでサウナ後の外気浴もできますし、外気を感じながら入れる岩風呂もあります。2Fには瞑想の湯という泉温が38℃に調整されている温泉になっているので長湯もできボォーっとしながら入れます。熱いお湯にも入れますしぬる湯にも入れて、サウナもあるので好みにあわせて入れるのはいいですね。

お風呂上がりには無料のアイス(15:00~25:00)サービスがあります。

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スーパーのマルチパックのアイスですがお風呂で火照った体を覚ますのには最適です。個数制限はないので何個でも食べてもよいわけですが、節度をもって程々の量を食べる程度にしてもらいたいです。

また、ドーミーインでは有料ですが御宿野乃のマッサージチェアも無料です。3台あったので混雑時を避ければ待つことも少ないはずです。


ドーミーインといえばこれ!!というのは夜鳴きそばでしょう。御宿野乃もドーミーインの仲間なのでもちろん夜鳴きそばサービスもあります。

21時30分~23時までレストランで提供される夜鳴きそばは醤油味のあっさりラーメンでトッピングでねぎとのりとメンマという至ってシンプルな醤油ラーメンなのですが、これがほんとに美味しいんです。

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落ち着く味というか山登って下界に降りて来た後に食べるとそんじょそこらのラーメン屋でも敵わないぐらいの味なんです。ハーフサイズで(場所や日にもよりますが大盛りにしたり複数個注文も可能)もちろん酔ったあとに食べても、仕事していて小腹が空いたときでも美味しい味です。

朝食は6時30分から9時30までです。2500円とビジネスホテルの割に高価ですが、海鮮丼や生麩など豪華な食材が多いです。今回は時間の都合上食べませんでしたが今度は食べてみたいですね。案内だけ写真撮りました。

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御宿野乃はカテゴリーでわけるとビジネスホテルに入りますが、実際はビジネスホテルとは到底思えない空間が広がっています。畳張りの部屋や廊下、種々のお風呂、確実に仕事の疲れはとれるはずです。

だが、仕事の場合少し作業スペースが狭かったり、そもそもこんな素晴らしいホテルで仕事ができるのかという疑問や泊まるだけではもったいなかったりとビジネス利用もできますが、個人的は京都観光と一緒に宿泊したいなと思いました。

できれば机が広いほうがいいし羽毛布団も薄くしてもいいですし、夕食サービスもあってもいいなとは思いましたが、それにも勝ってサービスも部屋のつくりもよかったですね。

本当は2泊する予定でしたが、仕事の都合上1泊になってしまったのですが2泊泊まりたかったと思える宿でした。