Amazonに売っているものは価格が登山用品店やアウトドアショップに売っているものと比べて半額以下で売っているものが多いので、興味があるものもとりあえず使ってみるかという感覚で買えるのが魅力です。
私は登山やキャンプに使えるテーブルが欲しくて、Amazonで格安の折り畳みのテーブルを探していました。理由は、バーナーを使う時、山頂では地べたに直接バーナーを置いて使っている方が多いですが岩が多いところが多くて安定しないですし、キャンプで使うとなると芝生が多くそういうところで直接バーナーを置いて使用することはNGです。
安定した場所を作りたい場合や芝生で使う場合に便利なのが持ち運びができる折り畳み式のテーブルです。アウトドアショップで買うと4000〜5000円もするものがAmazonでは非常に格安です。今回買ったものはタイムセールでなんと1699円!!折り畳み式テーブルに求める機能はそこまでありませんので安いに越したことはありません。
Moon Lenceという正直聞いたこともないメーカーでした。調べてみるとコットや折り畳み式のチェアや焚き火台などを販売している中国メーカーのようです。少し不安もありますが安いですし、高評価なので買ってみることにしました
到着時はこのような状態で梱包されていました。
中に入っているものは
テーブル(赤・黒)、収納袋、フレーム(脚)2つ。この他に説明書が入っていました。
組み立て方法は
・① フレームの片足を天板の端の穴に差し込む。
・② フレームをカットされたところにかける
・③ もう一つのフレームの脚も天板の穴に差し込む
この時穴に脚を入れるのに力が必要で写真でもわかるぐらい相当しなっています。
・④ もう一方も同様に組み立てる
・⑤ひっくり返して完成
試しに家でiPadProの11インチがあるので置いてみました。iPadよりも2回りぐらい大きいので雑誌よりも少し大きいぐらいの面積になります。山に登ったときにバーナーとマグカップを置きましたが余裕で置けました。
小さめのフライパンとコップ2つぐらいなら置けるのでソロキャンプ時や2人で登山する際で料理に拘らないのなら十分なスペースがあります。また、家の中でも床に直置きしたくないところで使うのにも便利なのでテーブルの上にお菓子置いて、ソファで寝転がる時にも使っています。最大の耐荷重は10kgなのでソロテーブルで使うなら十分な耐荷重です。
両サイドには転落防止用の縁がついています。登山などで使うとなるとどうしてもテーブルが少し斜めになってしまってコップが動くなんてこともあるかもしれません。そういう時にこぼさずに済みそうです。
テーブルの素材はアルミニウムの合金ででできています。特徴として耐磨耗性、耐腐食性、防水機能があるようです。使っている時に雨が降ってくる場面がありましたが水滴がつくぐらいでささっとタオルで拭けば水滴も拭き取れます。合金なのでちょっとした傷や凹みも出にくいはずですが、設営中の脚の組み立て時に裏側は傷がつきやすいですね(裏を見せることはないはずなので及第点でしょう)。
重量は465gなので重くも軽くもなくでしょうか?少なくとも重くて持っていくのをどうしようかと躊躇してしまう重量ではありません。
私が購入した色は赤×黒で派手な色合いですが茶×茶の組み合わせもあります。
片付けは設営時と逆の手順を踏みます。脚を抜く時に力をかける必要があり、抜いた時に反動で手に刺さる危険もあるので力の入れ加減は十分に注意する必要があるようです。ただ、慣れてしまえば難しくはありません。
袋に入れた時の大きさは
長さ38×幅15×高さ2cmです。薄いのでザックの隙間に忍びこませることもできます。
あくまで個人的な印象なのですがAmazonの中華メーカーのアウトドア用品は総じて設営時のコツと下手するとケガに繋がる危険があるなという印象です。Moon Lenceの折り畳みテーブルも例にもれず組み立て、解体の際に脚がうまくハマらず(抜けず)力がかかり手に刺さる危険があります。
しかし、何回か設営→解体を繰り返していくうちに慣れてきたのか力の入れ具合のコツをつかめるようになりました。他の中華メーカーのアウトドア用品もそんな感じ。
特に機能面で気になるところはありませんでした。1人用のクッカーやマグカップを置ける面積はありますし、重くないですし、天板も頑丈そうです。この前紹介した折り畳みイスもそうですが機能面で不満があんまりなくて価格が安いのも中華メーカーの特徴かなと思います。
重くもないですし、ザックの中の場所も取らないのでソロキャンプやソロトレッキングでの料理作りの際や料理しなくてもコップ置いたり、お菓子置いたりとキャンプや登山に役立つかなと思いました。